西日本でも屈指の桜名所です。

徳佐八幡宮の桜

徳佐八幡宮


山口県山口市の徳佐八幡宮は西日本でも随一のシダレザクラの名所。現在は市指定文化財天然記念物に指定され、桜のシーズン中は市内はもちろん、市外、県外から多くの花見客が訪れる。山口県でも1、2を争う桜の名所です。

鳥居から社堂まで370mほど続く参道があり、その両側から100本以上のシダレザクラが咲き誇る。満開寺には桃色の幻想的なトンネルが現れ、まるで桜が空から降ってくるよう。このシーズンは多くの見物客を楽しませてくれる。

枝垂れ桜で造られる桜トンネルは素晴らしい。

徳佐八幡宮の桜

徳佐八幡宮の桜


徳佐八幡宮の桜は文政8年(1825年)に大阪より「ひがん系シダレザクラ」として取り寄せ、氏子有志によって植栽されたと伝えられています。昭和9年には名勝徳佐桜として国の指定をうけるものの、老木となりその木の多くは枯死することに。そのため昭和31年に指定を解除されてしまいます。

現在は地元の有志によって従来の種だけでなくソメイヨシノなどを補植し、また老木から接木によって増殖することで徳佐桜となるよう努力を重ねる。そして昭和47年に阿東町指定となる。つまり1度は死ぬ寸前までいったものの、地元の方の手入れにより復活したということです。

桜名所として文句のつけようがない。

徳佐八幡宮の桜

徳佐八幡宮の桜

徳佐八幡宮の桜

徳佐八幡宮はシダレザクラだけではありません。参道の横(社堂の周辺)は広場になっており、ソメイヨシノ、ヤマザクラ、ウコン桜など、合わせて300本以上の桜が咲き誇る。また絶好の花見スポットでもあり、多くの花見客がシートを広げています。

見物客が多く、シーズン中は隣の学校の運動場が臨時駐車場として開放される。駐車場へ向かう際の脇道が少し狭いが、それ以外は文句をつけようがないスポット。県外からも1度は足を運ぶ価値はあると思います。

基本情報

場所〒759-1512
山口市阿東徳佐中3761
シーズン期間4月上旬~中旬(気候により時期の前後あり)
本数約300本
種類シダレザクラ、ソメイヨシノ、ヒガンザクラ、ウコンザクラ、ヤマザクラなど
ライトアップなし
営業時間通年
花見(宴会)
人の多さ多い
アクセス①JR徳佐駅から徒歩5分
②徳地ICから車で約50分
③鹿野ICから車で約35分
駐車場無料(台数不明)
入口は国道9号線沿いにあり、側の脇道から駐車場に入れます。隣の学校が臨時駐車場として開放されるので、ピーク時でも満車になることは少ないが、それでも混雑する場合が多いので公共機関の利用が望ましい。
料金散策無料
周辺施設屋台、トイレ、自動販売機
※桜まつり開催中は特産品やお弁当の販売あり
周辺の観光地特になし
周辺おすすめスポットふれあいパーク大原湖(桜/4月)
他のおすすめ季節特になし
注意事項宴会の方はゴミの持ち帰り。カメラマンの方は見物客が多いので三脚は控えた方がいいかも知れません。平成3年にシダレザクラ保存会が結成され手入れ等に尽力されています。最低限のマナーはお守りください。
市外から来る価値はあるかある。県外の方にもオススメ。
管理人から品種が多くやや咲き方にバラつきがあるものの、見応えは山口県でもトップクラス。花見客だけでなく参拝者もいますのでとにかく人が多い。ぎゅうぎゅう詰めとまでは言わないが、ゆったりと散策したい方には向いていないかも。

地図