推定樹齢1000年を超える名木。

川棚のクスノキ_01
川棚のクスノキは下関市豊浦郡、名湯川棚温泉から車で数分ほどの距離に生息する巨木で、大きな枝を四方に広げて間近で見ると視界に収まらないことからクスノキではなく、クスの森と名付けられています。初めて見たときは1本の木とは思えないほどのスケール。遠くから見ると本当に森のように見えました。

高さ約27m、幹周り約11m、四方に伸びる枝は東西へ58m、南北に53mに広がり、山口県では最大級の巨木で樹齢は推定1000歳と言われています。大正11年に国の天然記念物に指定され、平成2年には新日本名木百選に選ばれました。

また日本三大樟樹の1つで徳島県の「加茂のクスノキ」、鹿児島県の「蒲生のクス」、そして山口県の「川棚のクス」があります。

四方に枝を大きく広げる姿から力強さを感じる。

川棚のクスノキ_02
川棚のクスノキ_03
この幹周りは11mと特別大きな方ではありませんが、やはり東西南北50m以上に広がったこの枝張りは、クスノキの雄大さを感じさせてくれます。1度は手で触れたくなりますが柵があるので近づけないのが残念。樹齢1000年と老木。しかしこの幹を見る限り弱々しさはまったくない。むしろ四方に枝を広げる力強さを感じます。

戦国時代に大内義隆に献納された雲雀毛の名馬が、陶氏の乱に倒れた主人と命運を共にし(戦いの中で死んだ)、このクスの森はこの名馬を祀ったという言い伝えがあります。なので現在もクスの森は霊馬神とも呼ばれ、信仰の対象として崇められています。

見上げれば1本の木ではなく森のように見える。

川棚のクスノキ_04
川棚のクスノキ_05
クスノキの下から見上げると、本当に森のように見えます。また見てお分かりだと思いますが、まだ葉が青々としています。3月頃には黄色い小さな花が咲くらしいので、その時期も狙い目です。

市内からやや離れているので観光客は少なめ。

川棚のクスノキ_06
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川棚のクスノキには普通車21台、大型バス2台、車いす用2台と大きな駐車場もあり、また遊歩道も完備しています。また駐車場からクスノキまで階段を上がってすぐ(1分かかりません)なので、不便さはありません。

全国的に見てもこれほど美しいクスノキはなかなか見れないと思います。山口県を代表する観光地と言っても良いかも知れません。1度は見る価値はあるかなと。

基本情報

場所 〒759-6301
山口県下関市豊浦町川棚下小野
交通アクセス ①JR川棚温泉駅からタクシーで10分
②中国道小月ICから車で20分
バリアフリー 不明
観光客の多さ 平日の何でもない時間に行ったが観光客は10数人いた。さすがに一目見ようとする人は多いようです。シーズン中に関係なく盛り上がる観光地かなと。
観光の所要時間 10~20分
料金 無料
営業時間 不明
休日 なし
駐車場 有り(無料)
周辺施設 トイレ
周辺の観光地 特になし
周辺おすすめスポット 小串エヒメアヤメ自生地(えひめあやめ/4月)
注意事項 クスノキは柵の囲いがあるので中に入らないようにしてください。
管理人から 山口県が推している観光地ではなさそうだが、個人的にはかなりオススメ。狭い道に入るわけでもないしアクセスも悪くなく、駐車場から少し歩くだけ。しかも少し車を走らせれば温泉や角島なんかもある。日帰り旅行にもいいと思いました。
どうやらパワースポットとして知名度があるようで、観光客も年々増えている模様。「クスの森を守る会」の人たちが普段から清掃や草刈りを続けていて、今の景観が保てているのだと思います。感謝ですね。

地図