西日本でも有数のヒメボタル生息地です。

竜王山公園のホタル_01
山陽小野田市の竜王山で見れるホタルは、山口県でよく知られるゲンジボタルやヘイケボタルではなく「ヒメボタル」と呼ばれるホタルです。幼虫期も陸上で生活しているので陸生。体長は小柄で5~9mmほど(ゲンジボタルが1.5~2cm)、綺麗な清流ではなく湿った林緑や山で生まれ育ちます。

餌もカワニナではなく、山の中のキセルガイという貝を食べて成長し、活発に飛び回るのはオスで、メスは後翅(後ろの羽)が退化しているので飛ぶことができず、草むらでじっとしています。ただしどちらも黄白色の発光器を持っている。

そして最大の特徴は、通常のホタルよりも光が点滅する間隔が短いということ。ゲンジボタルは1分間に3~40回ほどゆっくりと光りますが、このヒメボタルに関してはその倍以上。1秒間に2~3回も点灯します。車のウインカーよりも短く、ピカピカとフラッシュのようなので「点滅」という言葉がしっくりきます。

※管理人はゲンジボタルに比べて、光が少し黄味がかっているように見えました。

竜王山は西日本でも有数のヒメボタル生息地であり、5月下旬あたりから山の中腹~山頂にかけて登山道と雑記林の中、さらに天候など気象条件が良ければ、山の斜面一面が光り輝く乱舞を見ることができます。

ピカピカと点滅するように光るヒメボタル。

竜王山公園のホタル_02
竜王山公園のホタル_03
ヒメボタルの発生期間は約2週間。カメラのフラッシュや懐中電灯のライトなど、照明の明るさに敏感なホタルです。そのため竜王山ではシーズン期間を車両進入禁止としており、鑑賞する見物客の方にも注意を促しています。注意は真っ暗ですが、照らすのは足元だけとしましょう。

他の名所よりもマナーや注意が厳しいようで窮屈に感じるかも知れません。下関豊田町や萩でもヒメボタルは生息しておりますが、これほど多く見れるのは県内では竜王山だけだと思いますので、ぜひ市外の方も足を運んでいただきたい。

基本情報

場所 〒756-0817
山陽小野田市大字小野田字番屋ヶ獄1261
鑑賞期間 5月中旬~6月中旬
おすすめ時間帯 20時~21時
ヒメボタルの活動は地域によって変わり、23時や24時頃から発光する深夜型もいるようです。管理人が確認した限りだと、竜王山のヒメボタルが最も活動的だったのは上記の時間帯でした。あくまで管理人の体験談ですので参考までに。
不明
種類 ヒメボタル
アクセス ①小野田ICから車で約25分
②浜河内駅から徒歩30分
駐車場 無料
ただし山頂までの道が規制されるので、山の麓にあります駐車場から歩いて移動になります。最寄りの駐車場からホタルが見れるスポットまで徒歩10分ほど。坂道なので地味に疲れます。
料金 見学無料
周辺施設 自動販売機、トイレ
周辺の観光地 特になし
周辺おすすめスポット きららビーチ焼野(夕陽)
縄地ケ鼻公園(水仙/2月)
他のおすすめ季節 夜景(季節関係なし)
イベント情報 特になし。
注意事項 とにかく照明に敏感なホタルらしいので、カメラのフラッシュや懐中電灯でホタルがいる範囲を照らさないよう注意して下さい。周囲は真っ暗であるため、混雑するとぶつかる可能性もある。したがって照らすなら足元がいいでしょう。
管理人から とにかく私たちが知る一般的なホタルの光りとは異なるので、初めて見た方はビックリすると思う。まったくの別物というか、特殊なホタルと考えた方がいい。祭りなどのイベントは行われませんが車両の規制など徹底しており、その幻想的な空間から県内でもトップクラスの名所と言えます。必ず1度は来るべき場所だと思いました。感動。
悪い所は特になし。しいていうなら人が多いということ。

地図