曲がった小川の側に咲く曲水の梅宛。

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東行庵の梅_02
東行庵は高杉晋作の墓所であり、また晋作が好んだとされる梅が約200本ほど咲き誇ります。山口県全体で見ればそうでもないが、おそらく下関市での名所であれば規模は1番大きい。また「曲水の梅宛」と名がついています。

曲水(ごくすい)とは曲がりくねって流れる小川のことで、たしかに園内には田んぼに流れているような水路が走っています。ですが水は流れておらず、枯れた水路だけが残っている状態でした。国道沿いに1本の小川が流れているが、ここのことを言っているのかも知れない。

園内はかすかに梅の香りがただよいます。

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梅宛はそれほど広くないので、普通に歩けば15分程度で散策できる。また冠山総合公園みたいな丘陵ではないので、高低差がなくそれほど疲れることもない。まさに「のんびり散策できる」という言葉がピッタリだと思います。

名所と呼ぶにはややインパクトに欠けるか。

東行庵の梅_05
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東行庵の梅はほぼ白梅ですね。紅梅はあまり咲いてませんでした。また枝垂れ梅も少ない(おそらく1本程度)。防府天満宮の枝垂れ梅や、約2000本が咲く冠梅園に比べて、山口県の梅名所の中ではインパクトに欠けるスポットかなと。

基本情報

場所 〒751-1102
下関市吉田町1184
シーズン期間 2月中旬~3月中旬(気候により時期の前後あり)
東行庵ホームページで開花状況を更新している
本数 約200本
種類 ウメ、白梅・紅梅
品種 不明
夜間観賞 不可(ライトアップなし)
ペットの入園 不明
営業時間 拝観自由
資料館(9:00~17:00)
定休日 無休(東行記念館は12月30~31日が休み)
人の多さ 普通
アクセス ①JR小月駅からバス10分→東行庵下車徒歩5分
②小月ICもしくは美祢ICから車で約10分
③新下関駅より車で約30分
駐車場 無料(2~30台)
※正確な台数は不明です。
料金 無料(資料館は有料)
周辺施設 駐車場、トイレ、売店、飲食店、自販機
周辺の観光地 特になし
周辺のおすすめスポット 特になし
他のおすすめ季節 菖蒲(6月)
注意事項 特になし
管理人から 国道沿いを走っていると見えるので、思わず車を停めてしまう。しかし平坦な地面に梅が咲いている感じ。数も多くないし品種も多くない、周辺を見渡しても特にこれと言った特徴がないスポット。写真を撮っている人も少なかった。いわゆる「普通」の梅だった。
高杉晋作顕彰碑や高杉東行陶像が立つ場所へ行く際に登り坂になっている。その途中からから見下ろす光景はなかなか良い。とはいえ、やはり東行庵は梅や桜ではなく、菖蒲の名所だなと感じました。
しかし大きな段差もなく車椅子でも散策はできるのはメリット。デイサービスの方々も多く来ていた。

地図