県内でも有数の美しさを誇る名所。

大寧寺の紅葉_01
大寧寺の紅葉_02
山口県長門市にある湯本温泉。その近くにある大寧寺は紅葉の名所として県内でも有名なスポット。1410年(応永17)に大内家の士族、鷲頭(わしのうず)弘忠が開創しました。その壮観から「西の高野」と称されています。

駐車場も広く湯本温泉の近くというアクセスから、シーズン中は多くの観光客で賑わう。大寧寺へ一歩足を踏み入れると境内のいたるところに紅葉やイチョウが色付いている。毎年期間は変わりますが夜間はライトアップされ、若いカップルも多く訪れます。

周囲の緑で紅葉がいっそう際立ちます。

大寧寺の紅葉_03
大寧寺の紅葉にはおすすめポイントがいくつかあり、その1つが大寧寺川沿い。ここは紅葉を川のせせらぎと共に楽しめる。川に向かって伸びる紅葉は見応え十分。背景に山の緑があるので紅葉の赤が映え、より綺麗に感じます。

虎渓橋の周辺も見どころの1つ。

大寧寺の紅葉_04
もう1つが龍宮にありそうな赤い橋の上。名は虎渓橋と呼びますが、ここでも大寧寺川沿いの紅葉を楽しむことができる。しかしすぐ側が道路なのでやや騒音が気になるか。ただ撮影ポイントとしては最適です。

豊川稲荷へ続く参道脇の東屋。

大寧寺の紅葉_05
そして1番のおすすめポイントは、大寧寺内にある豊川稲荷神社へ続く脇道にある場所。ここには屋根付きの休憩所があり、周辺が全て紅葉に囲まれ絶好のポイントとなっています。境内でも最も賑わう場所であり、カメラを持った人が後を絶ちません。

とにかく毎年1度は来る価値があります。

大寧寺の紅葉_06
本堂の前には方生池があり、その上を見上げると見事な紅葉が。管理人が最もキレイだと感じた場所です。赤・黄・緑のコントラストが素晴らしく、色もクッキリとしていた。ほとんどの人が気付かないスポットなので、ぜひ秋の大寧寺に来たなら見て欲しい。(いつも見れるわけではありませんが。)

基本情報

場所 〒759-4103
山口県長門市深川湯本1074-1
シーズン期間 11月中旬~12月上旬(気候により時期の前後あり)
本数 不明
主な樹種 イロハモミジ
夜間観賞 可(シーズンによって期間は変わる)
営業時間 通年
休日 無休
アクセス ①JR美祢線 長門湯本駅から徒歩15分
②美祢ICから316号線を長門方面へ約30分
駐車場 無料(約100台)
料金 無料
周辺施設 売店(露店のようなものが出ています)トイレ
周辺の観光地 千代の滝(車で約15分)
周辺のおすすめスポット 西念寺(紅葉/11月)
他のおすすめ季節 桜(4月)
管理人から 人が少ないであろう平日の朝9時に行ったにもかかわらず、すでに多くの人が訪れてました。正確な数えたわけではありませんが、おそらく60人以上は居たと思います。土日は駐車場が満車になるのでは?と思うほど。
紅葉自体は数も多く綺麗ですし、おすすめポイントも多いのは間違いありませんが、これと言って特別な景観はなかったような気がします。つまり大寧寺でしか見られない景観と言いましょうか。しいて言うなら本堂前の池に泳いでいる鯉との組み合わせくらいかな。
しかし大寧寺には大内義隆公墓所や仏法を守る石彫釈迦三尊と十六羅漢などがある。紅葉だけでなく散策するだけでも時間は潰れます。大寧寺についてある程度の知識を持ち、観光気分で来ると良いかと。

地図