豪雨災害犠牲者の初盆の供養も行われる。
防府市を流れる佐波川の本橋にて灯篭流しが行われた。
毎年お盆の終わりのときに行われる恒例行事である。
先祖の霊を供養、そして豪雨犠牲者の供養を目的とする。
会場には多くの灯篭が並び、防府吹奏楽団による
奉納演奏が流れ、ちょっとした宴のように感じた。
若い人も多く、さほど厳格な雰囲気ではありません。
管理人は今年が初めての参加ということでしたが
駐車場も広く、ロケーションも悪くないなと。
6時~に行っても十分に停めれるほどの広さです。
出店もないので早く行く意味はさほどないのですが
駐車場を確保するため少し早目に行きましょう。
数えきれないほどの灯篭がゆっくりと流れる。
日が傾きはじめる7時頃に、約1000個の灯篭が点火。
読経が流れる中で、参列者が灯篭を川に流していきます。
灯篭は残照を映し、ゆっくりユラユラ揺れながら下流へ。
普段見慣れない光景がゆえ、幻想的で独特な雰囲気ですが
美しくもあり、どこか悲しくも感じる自分もいて。
しかし来年も絶対に見たいと思う、そんな行事です。
数は少ないですが打ち上げ花火も上がります。
最後は50~100発ほどの打ち上げ花火が上がる。
水面に映る灯篭と、花火の光に感嘆の声も聞こえた。
以前は灯篭を海まで流していたそうですが、
現在は環境を考慮して100メートルほどだそうです。
もし防府まで足を運ぶことがあれば、ぜひどうぞ。