6000株が咲く山口県を代表する菖蒲の名所。
下関市の東行庵(とうぎょうあん)は曹洞宗の寺院で功山寺の末寺。高杉晋作の霊位礼拝堂として明治17年に創建されました。下関市街地からやや離れてますが、四季を通じて様々な花の風情が楽しめるスポットです。6月になると初代庵主である梅処尼(ばいしょに)が好んだ菖蒲が約100種6000株ほど咲く。数はさほど多くありませんが白・桃・紫・黄・青の菖蒲が一斉に色付き、見事なグラデーションを奏でます。
ピーク時は土日はもちろん、平日でも駐車場はほぼ満車状態。もともと観光地であるため、菖蒲と併せて観光しようと市外からの見物客も多い(菖蒲園の目の前に東行記念館が設けられています)。また市内の小学生・幼稚園児、そして介護施設の方々も多く見学にいらっしゃいます。
初夏の風物詩として多くの見物客が訪れます。
東行庵の菖蒲は雑草のように乱雑に咲いているわけではなく、手入れされて規則正しく咲いている。凛と池の小島に浮かぶ菖蒲、その景観は山口県でも1・2を争う美しさだと思います。
菖蒲が咲く池を囲うように遊歩道が整備されており、石橋や石灯篭(いしどうろう)が置いてあるところから、日本庭園の中にいるような感覚が味わえる。散策はゆっくり歩くと10~15分くらい。ベンチも多く設置してあり、座るとちょうど木陰になる。そのためついつい長居してしまう人が多いようです。
基本情報
場所 | 〒750-1101 山口県下関市吉田町1184 |
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シーズン期間 | 5月下旬上旬~6月中旬(気候により時期の前後あり) |
本数 | 約6000株 |
種類 | 約100種 |
夜間観賞 | 不可 |
営業時間 | 通年 |
定休日 | 無休 |
アクセス | ①小月駅から車で約15分 ②小月ICから車で約15分 |
駐車場 | 無料(正確な台数は不明) 大型車も駐車可能 |
バリアフリー | 対応(菖蒲園内には段差も多いので車椅子の方は介助が必要。) |
料金 | 見学無料 |
人の多さ | 多い |
イベント情報 | 6月に菖蒲まつりが開催される。内容は年によって変わるが屋台のお店や、地元の方による農作物や菖蒲の販売など。 |
周辺施設 | トイレ、自動販売機、売店 |
周辺の観光地 | 奇兵隊陣屋跡(車で約3分) 吉田宰判勘場(車で約1分) |
周辺のおすすめスポット | 木屋川(ホタル/6月) 花の海(ひまわり/8月) 花の海(コスモス/10月) みちしお(食事処) |
他のおすすめ季節 | 梅(2~3月) 桜(3~4月) 紅葉(11月) サザンカ(11~12月) |
管理人から | 菖蒲が咲くエリアは大きな池を含む庭園になっており、遊歩道の整備や雑草の手入れなどとにかく綺麗。菖蒲であれば山口県で1、2を争う名所だと思います。人は多いが駐車場も広く、売店で名物を食べることもできる。悪い所が特にない。 しいて言うなら、菖蒲が咲く池に柵などがないので、安全面は微妙かも知れない。落ちても濡れる程度だろうが、足を滑らせないよう注意して下さい。 |