下関市
- 長府庭園
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1万坪の敷地内には書院・茶室・あずまや・池などがあり、紅葉とともに歴史も味わえる日本庭園です。モミジは約150本とそれほど多くはないものの、池の表面に映る鏡紅葉が見れる県内でも数少ないスポットとなっています。
入園料はかかりますが、駐車場も広く車椅子でも入れる。ピーク時でもそれほど混雑しないスポットですので、ゆっくりと紅葉を楽しみたい方へオススメ。
- 功山寺
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高杉晋作が挙兵した寺として有名な功山寺の紅葉。総門から山門へ続く石段の両脇からは、色鮮やかなモミジが連なる。特に山門と紅葉の組み合わせは美しいの一言。緑・黄・赤のモミジが1枚の絵画のように写ります。
道幅も狭く駐車場も少ないというアクセスながら、シーズン中、またピーク時は下関市外からも観光客が多く訪れる。交通の便さえ楽になれば、山口県でも屈指の名所と言えます。
山口市
- 雪舟庭
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大内政弘が別荘として雪舟に築庭させたと言われる。紅葉の数は少ないのですが、本堂から見える赤く染まった庭は1度は足を運んでいただきたい光景。また周囲に整備された遊歩道があり、竹林と紅葉のコントラストも見どころの1つ。
散策には向いてないが、本堂に腰をかけゆっくり紅葉を眺めるなら絶好の場所。駐車場も広く道も分かりやすい。観光がてら来て欲しい。
- 両足寺
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モミジ寺と呼ばれる名所。普段は周辺も大人しい雰囲気だが、シーズンになると県外から来る方もいるらしい。境内は飲食・三脚が禁止とやや厳しい。参道脇にはツヤブキも楽しめるスポットである。
しかし交通の便は良くない。場所は分かりにくくもないが辿り着くまでの道幅が狭く、時間帯によっては駐車場も満車になる。この季節のためだけに整備するわけにもいかないが、ここを解決しないとあまりオススメできない。
- 龍福寺
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毛利元就の長男である隆元が大内義隆の菩提寺として建立。とはいえ境内にはモミジはなく、その前に続く参道に並んでいる。本堂は国の重要文化財に指定されているものの、この場所は地元の人しかこない場所のような気がする。
参道はモミジのトンネルのようになっており、圧巻の光景と言える。しかし見どころは1ヵ所だけなので、市外から来た方はちょっと寂しいかも知れない。
- 重源の郷
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茅葺の古民家と紅葉がノスタルジックな風情を醸し出す場所。四季を通じて様々な花を楽しめる。山口市の田舎にヒッソリとあるので、昔懐かしい情景を見たい方にはオススメ。
売店もあり周辺施設も良く、園内は独特な雰囲気がある。しかし歩く距離も長い割に、そこまで沢山の木が立っているわけでもない。スケールなどを見れば、紅葉の名所として物足りなさを感じた。
防府市
- 毛利氏庭園
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表門から庭園入口、そして庭全体が赤く染まる山口県でも屈指の紅葉名所。邸宅の前に池があり、その周囲を覆うようにモミジが色付く。入園料はかかりますが駐車場は広くて無料。シーズン中は絶対に1度は来るべき場所。
駐車場から10分ほど歩き、また庭園内は広く、全てを回れば1時間ほどかかるでしょう。少し歩き疲れるかも知れませんが見応えはあります。
長門市
- 大寧寺
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長門市湯本にある紅葉の名所。駐車場はかなり広いのだが、ピーク時は満車になり周辺道路も混雑するほど。山口県内では屈指のスポットであるため、観光客だけでなくカメラマンも多く訪れる。
境内も広く見どころは多い。また小休止できる場所もあり。ここのモミジの特徴は赤・黄・緑と混ざった感じで色付くこと。その光景を見た限り、紅葉の名所として非の打ちどころがない。
岩国市
- 紅葉谷公園
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錦帯橋から徒歩7~8分のところにある紅葉谷公園。まばらに木が立っているというよりは、道の両脇にビッシリと色付いている感じ。散策は10~15分程度とすぐ終わると思いますが、他の観光名所も見て回れるので立地は悪くない。
ただ紅葉としての見応えは「普通」かなと。本数はそれなりにあるのですが、じっくり時間をかけて楽しむには、道なりが短く物足りなく感じました。