千畳敷

標高333mに広がる草原と海。

長門の千畳敷

長門の千畳敷

山口県長門市の向津具(むかつく)半島頂上にあります千畳敷(せんじょうじき)は標高333mの高台に広がる草原、そしてコバルトブルーの日本海に浮かぶ島々、空と海が混ざり合う360度の一大パノラマが楽しめる長門を代表する観光地の1つです。千畳敷とは平に広がった地形を畳千畳と表現した地名のことで、視界を遮ることのない広大な景色が広がります。

周囲にはハマユウ、つつじ、つばき、サザンカが植えられており四季を通じて楽しるスポット。そして夏の夜は日本海で漁火が望め、県内で初日の出の人気スポットでもあります。また絶景を楽しめるキャンプ場として県外から多くのキャンパーが集います。

奥には分かりにくいですが、本社を福岡県福津市におく宮地嶽神社(みやじだけじんじゃ)があり、1934年に分霊されたもの。「開運の神」として多くの方に信仰されており、全国に鎮座しています。

展望台となる1軒の建物。

千畳敷の展望台

長門の千畳敷

千畳敷には1軒のカフェがあり、その屋上が展望台になっています。さほど高くはないので大きく景色が変わるわけではありませんが、1番のビュースポットになります。(段差があるので車椅子の方は上がれません。)島が点在する瀬戸内海も良いですが、日本海の果てが見えない地平線も悪くありません。

晴天時には絶景に長門の街並み、青海島が良いアクセントとなります。ただし曇天のときは魅力が半減。天候に大きく左右される観光スポットなので足を運ばれる際はタイミングを見計らって来て下さい。

駐車場とアクセス。

千畳敷の駐車場

駐車場は無料のスペースが200台ほどありますので、まず困ることはありません。しかし辿り着くまでの勾配が急になっているので、徒歩や自転車の方は難しいと思われます。また公共の交通機関(バス、電車)でのアクセスができないので、自家用車かタクシーをご利用ください。そのぶん駐車場からビュースポットまではほとんど歩くことなく辿り着けます。

ただ景色が良いだけでなく、お子様が遊べるような遊具であったり、ベンチもいくつも設置してあるので、お弁当を持ってのピクニックだったり、色々な楽しみ方ができる観光地になっています。

千畳敷の360度パノラマ写真。

基本情報

場所759-4402
山口県長門市日置中1138-1
交通アクセス①中国自動車道「美祢IC」から車で約60分
②JR長門市駅から車で約25分
③元乃隅神社から車で約10分
④センザキッチンから車で約25分

※最寄駅 長門古市駅
バリアフリー展望台は未対応
観光客の多さ夏の連休は多い。景色を楽しむ観光地なので夏が最も多く、冬は人が減ります。
観光の所要時間15分~60分
風景を楽しむだけなら15分ほどで終わりますが、カフェでお茶をしたりランチをすると60分程度です。
料金見学無料
※キャンプ施設は有料もありますので、詳しくは千畳敷キャンプ場までお問い合わせ下さい。
営業時間なし
休館日無休
駐車場有り(無料)
200台(大型可)
周辺施設カフェ、自動販売機、お手洗い、ベンチ、東家、遊具
周辺観光地元乃隅神社(車で約10分)
周辺スポット菅無田公園(つつじ/4月)
妙見山公園(つつじ/4月)
東後畑棚田(夕日/6月)
二位ノ浜海水浴場(海水浴/7月)
おすすめ季節・夏
・元旦(初日の出)
管理人から個人的に長門を観光するなら外せないスポットですけど、どうやら元乃隅神社の「ついで」に立ち寄る方が多いみたいです。緑が濃くなる夏が最もおすすめするものの、基本的に四季を通じて綺麗なのでぜひ足を運んでいただきたいと思ってます。

周辺に風力発電の風車が回っているので分かる通り、日によっては強風となりますので小さなお子様をお連れの際は注意してください。

地図

山口県長門市日置中1138−1