毘沙ノ鼻

日本海が一望できる本州最西端の地。

毘沙ノ鼻入口

毘沙ノ鼻入口

毘沙ノ鼻駐車場


毘沙ノ鼻は本州最西端の地。岬には展望広場があり、響灘に浮かぶ蓋井島をはじめ雄大な日本海を一望できる。また本州最後の夕日を見ることができる観光地です。しかし駐車場と自動販売機が設置してある程度なので人は少なめ。

海抜(海水面から測った陸地の高さ)は120m。水平線へ沈んでいく夕日はここでしか見れないほどロマンチック。観光というよりもデートスポットにも最適かなと思いました。また100円で下関の観光案内所より「本州最西端到達証明書」を発行してもらえます。

東屋も設置してある整備された展望広場。

毘沙ノ鼻



駐車場から200mほど歩くと展望広場に着きます。バイク等での乗り入れは禁止ですのでご注意を。小休止できる場所もありますが、景色を見るところなので特に何も設置してないようです。

厳密に言うとここは最西端ではない。

毘沙ノ鼻

毘沙ノ鼻

毘沙ノ鼻


本州最西端の地と記された灯台のような記念碑が設置しています。しかし本州最西端を厳密に言うと下関市の処分場である下関環境部吉母管理場内にあるので、一般の方は自由に立ち入れません。石碑を見るなら処分場の事務所での許可が必要で、さらに石碑は崖の岩場に立っているので安全に到達できないようです。

(写真下)歌碑の歌は天平10年(738)巨曽倍対馬(こそべのつしま)が都で催された橘家の宴席で、右大臣橘諸兄(たちばなもろえ)に詠んだ詩。長寿を願った歌でもある。

「長門なる沖つ借島 奥まへて 吾が思ふ君は 千歳にもがも」ここから西方5キロの海上に浮かぶ蓋井島が「沖つ借島」であろうと見えます。またこの歌は万葉集にも載っている。

展望台にラクガキするのはやめましょう。

毘沙ノ鼻展望台

毘沙ノ鼻展望台


写真のように青い海と緑の森、そして石碑を背景に。管理人が確認した限りこの構図が1番美しさを感じました。しかし展望台近辺は落書きが多かったので、もし足を運ぶ方がいらっしゃれば落書きを書かないようにしてください。

最北端=青森県の大間崎
最南端=和歌山県の潮岬
最東端=岩手県のとどが崎

以上が本州の端になりますので、全て周りたい方は参考にして下さい。

基本情報

場所下関市大字吉母(よしも)字御崎
下関市街から国道191号線を10キロほど北上すると看板あり。豊浦町の少し手前です。
交通アクセス①JR吉見駅より車で約25分
バリアフリー対応していないが段差もほとんどないので問題ないと思います。
観光客の多さ本州最西端の地ということで、それなりに人が多いかと思いきや意外と少ない。周辺に他の施設でもあればもう少し盛り上がると思う。
観光の所要時間20~30分
料金無料
営業時間8:00~18:00
8:00~20:00【5~8月】
※変わる可能性もあります
休日なし
駐車場有り(無料)約40台ほど
経路途中の道幅が狭いので大型バスは進入できません。
周辺施設トイレ、自動販売機
周辺観光地特になし
(角島まで車で約45分)
管理人から記念に1度は来るといい場所。景色はかなり良いけど、天候に左右されるので晴天時に来ないと満足はできないでしょう。

個人的には魅力のある観光地だと思うのですが、周辺に何の施設もないのがデメリット。下関方面から来る方は、角島へ行く「ついで」という感じで立ち寄るのがベストかも。

地図