早咲きと遅咲きの梅で長い期間楽しめる。
萩往還梅林園は萩有料道路開通と地域作りの推進事業として、平成4年の3月にオープンしました。園内は約11種類300本の梅が咲き、開花時期によっては椿と共に楽しむことができます。遊歩道も整備されており、池や東屋など庭園を歩くように散策できるのが特徴。またオープン間もないので若い木もある。
※32号線沿いから見渡せます(写真上)
バリアフリーにも対応しており(写真下)車椅子でも入ることができる。また駐車場から近いので移動距離も少ない。種類によっては1月下旬から咲きはじめる(蓮久など)梅もあるので、比較的長い期間楽しめる。県外から来る人もいるほどの名所。
狭い敷地に多くの梅木が立ち並ぶ。
お茶会などイベント(年によって変わる)は開催されますが、普通に散策するだけなら15~20分程度で終わります。駐車場からつながっているので、パッと行ってパッと帰れるスポット。
園内は写真のように梅がビッシリと咲いている。遊歩道を歩けばどこを見渡しても同じような光景が広がります。そこまで広くない敷地に300本もたっているので、その密度が他の名所と違うところ。
品種も豊富で見どころも多い。
萩往還梅林園の見どころは多数あるのですが、池の水面に映る梅(写真上)と、東屋の側に咲く枝垂れザクラ(写真中)はぜひ見て欲しい。実は山口県の梅の名所の中で、水面に映る梅が見えるスポットは少ないんです。天候に左右されやすいのですが、ここはかなりハッキリと映ってくれる。
そして緑萼枝垂=りょくがくしだれ(写真下)。白梅の主要品種であり花弁が小さくクッキリした花形、またその名の通りガクが薄緑色で枝も鮮やかな緑色。園内では一際目立って咲いてます。
萩名産の夏みかんも忘れずに。
そしてもう1つの隠れた見どころは、萩の名産である夏みかんと梅が一緒に見れる場所。園内の隅っこに実が生っているので気づく人は少ないはず。
基本情報
場所 | 〒758-0061 山口県萩市大字椿1125 |
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シーズン期間 | 1月下旬~3月中旬(気候により時期の前後あり) ※種類によって開花が異なるので長く楽しめる |
本数 | 約300本 |
種類 | 思いのまま、緋の司、白玉梅、豊後、春日紅、古今集、冬至、緑萼枝垂、白牡丹、鹿児島紅、酔月、玉光枝垂 |
夜間観賞 | 不可(ライトアップなし) |
ペットの入園 | 可 |
営業時間 | 拝観自由 |
定休日 | 無休 |
人の多さ | 多い |
アクセス | ①道の駅「萩往還」から車で3分 ②JR萩駅から徒歩25分 |
駐車場 | 普通車10数台、大型車4台(無料) ※駐車場は入れ替わりが激しく入口付近は注意が必要。またピーク時は満車になることが多くなかなか停めれない。付近に別のパーキングがないので不便。 |
料金 | 無料 |
周辺施設 | トイレ、自動販売機 |
周辺の観光地 | 特になし |
周辺のおすすめスポット | 山田地区(ホタル/6月) |
他のおすすめ季節 | 特になし |
注意事項 | 特になし。 |
管理人から | 萩市内から近いので観光がてらちょうどいい場所。狭い敷地に300本も梅が立っているので、時間は短くなるが見応えはある。また梅に札がかけてあり種類も一目で分かる。そして何より場所が分かりやすい。 しかし良いことばかりでなく悪い所もあった。まず駐車場が足りないということ。たしかにここの駐車場が満車になるのは梅のシーズンだけだろうが、臨時駐車場みたいな場所があっていいと思う。順番待ちしている人もいたので、長居するには気を遣う。 あと園内の真ん中に小休止できる東屋があるのですが、ここに灰皿を置くのは景観を大きく損なう。これは撤去した方がいいと思った。 |